
おおむら さゆり
IKEA Japan 株式会社
福岡新宮ファシリティマネジメント
大学卒業後は医療機関に勤務していたが、新たな挑戦を求めて海外での就業を経験し、帰国後に現在の職場へ入職した。これまでの専門分野とは大きく異なるFM の世界に飛び込んだ当初、業務は主として設備保全であると考えていたが、学習を進める中でFM には経営と密接に関わるマネジメントの視点が不可欠であることを理解するに至った。専門性を高め、自らの強みを築きたいとの思いから認定ファシリティマネジャー資格試験の受験を決意したのである。
学習にあたっては過去問を繰り返し解くことで重要項目を整理し、その後テキストを精読することで体系的な理解を深めた。現在も社内では「メンテナンスの人」と見られることが多いが、資産管理やプロジェクト管理を含む幅広い経営活動に寄与するFM として認知を広げていきたいと考えている。
日本では依然として、建物や機器が劣化・故障して初めて更新や購入を行う運用が主流である。しかし、故障時の業務停滞や修繕費の増大を踏まえれば、ライフサイクル全体を見据えた計画的な更新・メンテナンスこそが事業継続と資産価値向上に寄与する最適な手法であると確信している。今後はFM の専門家として、長寿命化と経営への価値創出を実現できる体制づくりに努めていきたい。