
たなか さき
大学建築学科4年
(都内)
私は現在、都内の大学に通う建築学科の4年生である。卒業後は、企業の空間設計部門への就職が決まっている。幼少期から建築に親しんできたが、コロナ禍を経て働く場所のあり方が大きく変化する今、人と人が共に過ごす空間の力を最大限に引き出すには、ファシリティマネジメント(FM)の視点が不可欠だと考え、受験した。
学習においては、試験制度が変更された初年度であっても油断せず、知識を深く理解することに努めた。FM試験は広い範囲の知識が必要であったため、テキストを最初から読み込むと中だるみすると判断し、徹底した過去問題の反復を中心とした。公式の過去問題を各科目4 周ほど繰り返し、間違えた箇所や関連知識をその都度深掘りする方法をとった。正答率が8 割を超えるまで演習を重ねることで、「量をこなして質につなげる」ことができたと実感している。
建築学の知識にFM の視点が加わり、社会や施設(ファシリティ)をみる解像度が高まった。この資格が将来の業務にどう直結するかは未知数だが、空間づくりに携わる者として、今回の合格を大きな弾みとしたい。試験を通じて得た多角的な視点は、今後の社会人生活において大きな糧となるはずである。