第20回(2026)
奨励賞
ダイビル株式会社
●サービス提供者
・株式会社日建設計
●講評
本事例は、ライブオフィスとしての活用と情報発信を前提に自社オフィスをリニューアルした取り組みであり、オフィスデザインとしての完成度は非常に高く、人が「行きたくなるオフィス」というコンセプトの具現化は高く評価される。若手社員を中心にチームを結成した点、また完成後も若手主体で「生きた施設」として育てながら2,000 名超の見学者を迎えている点は、将来性の高い取り組みである。一方で、トップを含めた組織全体としてのFM への関与という点ではやや物足りなさが残り、移転前後における財務指標、社員満足度、生産性などの定量的データが十分に取得されておらず、FM として成果の検証・評価を体系的に行えていない点は今後の課題である。若手の熱量と創意を循環的改善につなげることへの期待を込め、本事例には奨励賞を授与する。