第18回(2024)
奨励賞
株式会社近藤商会
●サービス提供者
・株式会社イトーキ
●講評
事務用品・事務機器を販売する地域密着型企業のFM 活動の応募である。同社は1947 年に設立され、函館本店、室蘭、苫小牧と3 箇所の拠点をもつ。
現在の営業は、①アスクル事業② DX 事業③内装デザイン事業を中心にした新しい働き方を提案・支援する企業である。同社自身のFM については、ワークプレイスは、2008 年より継続してリノベーションに取り組んでおり、顧客参加型のセミナールーム、ABW による各セッティングが用意されている。また、健康経営に取り組み、「健康経営優良法人ブライト500」の認定を受けている。認定ファシリティマネジャーも3 名いるが、FM 体制とPDCA を回す目標管理、数値による評価など、FMを活用した経営活動には至っていない。自社オフィスをショールームとして有効活用していること、DX化の推進は評価できる面だが、FM的な目標管理を望みたい。アスクル事業への転換の結果、不要となった家具など流通在庫の自社倉庫スペースを活用しようという試みであることは理解できるが、不活用の床も残されている。総じて、60 名ほどの中小規模企業のFM への努力を評価するが、ワークプレイスの改良中心で、目標管理など適切な経営活動の推進を期待したい。